作:せい・けん

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第1話~第10話 第11話~第20話
第21話~第30話 第31話~第40話
第41話~第50話 第51話~第60話
第61話~第70話 第71話~第80話
第81話~第90話 第91話~第100話
地球物語(ちきゅうものがたり)K9999星 第1話~第10話
第1話 始まり
ある晩、川漁師のコンさんは不思議な夢をみました。自分が人という字ににている、星に座って、小さな一人の子供と話している夢です。

コン「君は、だあれ?「ここは、どこ?君は、何を、しているの?何も音が、聞こえないね。」

子供「うるさいなぁ、ちょっと黙っていてくれない。僕は、今、いそがしいんだ。」

王様に出す手紙の文章を考えています。 王様の使者が、ここのところ何回もきて、いろいろと聞いてきています。

コン「君はだぁれ?」  

子供「僕はこの星を守る、守護聖だよ。」

コン 「守護聖?なんだいそれ?」 

子供 「この星、K9,999星の管理人さ。僕は人類でないから、管理人でなく管理聖になるね。僕は、この星の王子だよ。」

コン 「ヘ~、えらいんだなぁ!じゃぁ、部下は何人ぐらいいるの?」

王子 「部下だって?部下なんていないよ。」  

コン 「一人も?」 

王子 「誰も。」   

コン 「一人ぽっちなの??」

王子「そうだよ。」  

コン 「・・・・・・・」

コン「さびしく ないの?」

王子 「いそがしすぎて、そんなの感じてられないよ。」

コン 「何でそんなにいそがしいの?」

王子 「最近、K9999星が変なんだ。」

コン 「何が変なのよ。」

王子 「そういえばコンさん、あなたは人類?」

コン「わたし、人間です。」

王子「人間は、人類で、しょう。」

コン 「K9999星って、どこの星?」

王子はまじまじとコンさんを見つめ、「フゥ~」とため息をついた。

王子 「それはね、あなたがた人類が住む、地球さ。」

第2話 王子

コン「地球だって?」

王子 「K9999星の人類は、地球と呼ぶね。いろんな種から、苦情がたくさん きていて、困っているんだ。」

コン 「いろんな種って何よ。」

王子 「例えば、生物番号 MK 288819 番。人類用語でいえば、南極に 住むペンギン」

王子様は、おもむろに右手を少しあげると、大きい枠のある画面があらわれました。

王子 「この画面を、見てごらん」


そこには、南極のペンギンの一団が写っており、その中の長老が、おしりをふりふり、現状を訴えています。

王子 「南極の氷がとけ、子育てが出来なくなっている。何とかして下さい。このままではいずれ、我々の種は滅んでしまう。・・・と、抗議してきている。」


王子 「生物番号 SS  4455789 番 、人類用語でいえば海にすむマグロ。海水温があがり、えさが少なく、また、泳ぎにくくなっている・・・。まだまだ、たくさんあるよ。

コン 「そんなに、苦情がきているの?」


王子 「生物番号 AA6657341番、アフリカにすむシマウマからも、暑くなりすぎて、草が枯れはじめている」
「生物番号KO 1167581番、昆虫のセミからも。」


王子 「数えればきりもない。その他、たくさんたくさん」


コンさんは、おそるおそる、王子に聞いてみた。

コン 「何が、その原因ですか?」

王子 「分かって、いるでしょう!」

第3話 王子
王子 「あなた方人類だよ。」 「原因は、人間だよ。」

コン 「やはり、そうか!」

王子 「人類は、どうしてわからないのだろう、自分の住む星なのに。星におおきな変化が起きている事を!」

王子は、コンさんに話を続ける。王様からも、使者がたびたび来て、

「K9999星は、どうなっているのか?報告書を、早急に、提出しなさい。」と、いってきています。

コンさん 「王様って?」

王子  「王様さ。」

王子  「この、宇宙全体をおさめる、王様さ」

コン 「宇宙全体!ウワァ、すごいなぁ。どこに、いるの?」

第4話 王子
王子 「人間であるコンさんに、理解できるかな?この星から、500億光年離れた星さ」

コン  「ウワァ、すごいな。500億光年!ずいぶん,遠い だろうね。」

王子  「機会があれば、また話をするよ。」

コン  「王様はどんなことをいってきているの?」

王子  「人類はすごく横暴だ、昔から横暴だけど、とくに、K9999星 時間で、ここ100年間がひどい。何とか、しろ!」

コン  「王様は、おこっているの?」

王子  「そうだよ、おこっているよ!」

コン  「王様の使者は、どんな事を、いっているの?」

王子  「人類との、この星の、賃貸契約書を、見せろって。」

コン  「ヘぇ~ 賃貸契約書なんかあるの?」

王子  「それがないんだ。」

コン  「どうしてないの?」

王子  「人類は、この星に突然発生し、未成熟だったので。契約するチャンスを、うしなってしまった。困っている。」

コン  「他の種は、この星との、賃貸契約をしているの?」

王子  「もちろんだよ!」
第5話 賃貸契約
コン「その賃貸契約て、何を?」

王子「この星に住む、すべての生き物の、種とのだよ。」 

コン「ヘぇ~ビックリだね!どんな、内容なの?」

王子「本当は秘密なんだが、コンさんは友達になったから、話してあげよう。」

王子は、この星と、種との、賃貸契約について、話しはじめた。


王子「契約は、3条あります。」 
「第一条 この星の、すべてのもの、を、大切にして、愛する事。」
「第二条 この星を、汚さない、壊さない事。」
「第三条 この星に、住む、すべての、種と、共存共栄を、図り、仲良くする事」
「これで、すべてだ。」

コン「これだけなの?ずいぶん、あっさりだね。」

王子「人類とは、無契約状態だが、守らなくていいという理由にならない。」

コン「もし、人間が、この契約をこんごも無視し続けたら、どうなる?


すこし沈黙が続き、王子は重い口を開いた。

第6話 明け渡し請求
王子 「王宮から、契約解除、明け渡し請求がくるね。」

コン 「明け渡し請求って何、それ?」

王子 「立ち退きだよ。」

コン 「この地球からかい?」

王子 「そうだよ。」

コン 「エエ~!それは、大変だ!大変だ!」

王子 「だから、苦労しているのだ。人類が早く、事の重大さに、気づいてくれると、いいのだが。」

コン 「どうすればいいの?」

王子 「それで、頭を痛めている。人類という種は、扱いにくい。自分勝手で、他の生き物の事は、ぜんぜん考えていない。こんなに、この星を、汚し、痛め、壊しているのに!」

コン 「私も人類だから、責任を感じるよ。何とかしなくちゃ。」
第7話 間時がない~間時がない~
コン 「でも、どうすりゃいいの?そんな重大な事、俺ではどうにもならない!国の総理大臣でも、どうにもならない。俺は、大変な秘密を、知ってしまった。ここにこなければよかった。」

王子 「間時がない・・・」

コン 「間時、それ何?」

王子 「人類、地球では、時間と呼んでいる、宇宙では間時という。本当は、宇宙では、間時というものはないのだが、その説明は、またにしよう。」

コン 「王子の住む、宇宙ってすごいんだね。」

王子 「間時がない、間時がない~。困った、困った。そうだ、いい事を思いついた」
第8話 選ばれし者
コン 「何?」

王子 「あなたが、いた!コンさんが、いた!」

コン  「・・・・?」

王子  「コンさん、あなたを、この危機を乗り切るための、切り札につかう。」

コン  「エエ~、何だい。」

王子 「コンさんを、人類の代表として、プロジェクトチームの隊長を命じます。」

コン 「この俺が、隊長だって。日本国の、神奈川県の、厚木市の、川漁師のこの俺が?」

王子 「そうだよ、あなたが選ばれたのだよ。コンさんが、ここに来たのは、選ばれし者だからだよ!」

王子 「宇宙には、偶然などはないのだよ。すべて、必然なんだ。」

コン 「この俺が、選ばれし者?本当かよ!」

王子 「本当だとも、宇宙には真実しかない。あなたが隊長だ!」
第9話 三つの力
コン 「隊長って具体的に何をするの?俺は何も力がないよ」

王子 「それは、心配ないよ。あなたには、特別の力を与える!」  

コン 「それって、なあに?」

王子 「一つ、未来を予測する力。事前に、これから起こる現象を、見る事ができる力。但し、7日間前までとする。168時間 すなわち、地球の日で7日間が、人間であるあなたが、理解できる限度だから。」
もう一つ、光の、速度より、 ずっと早く飛ぶ力。瞬間に、物体移動する力。
さらに、もう一つ、心を読む力。この星の、すべての生き物の。」

コン   「なんだか怖いけれど、地球のため選ばれた者であれば、やりましょう。」

王子   「そういってくれると思っていた。うれしい。もう一つ、あなたに、贈り物をしよう。」

コン    「あれ、何ですか?」

王子が左手を上げると、緑色に輝く透きとおった指輪があらわれ、 コンさんの左手の薬指に、スウと入った。

王子   「これは、私だと思って、大事にして下さい。」

コン   「約束しましょう 」

王子  「あなたのすむ、厚木に朝が来ます。もどって、この星を破壊から守るために、戦いなさい。」
第10話 コン あんパン
コンさんは厚木の自宅の二階の、いつもの部屋にいた。
コンさんは川漁師だが、漁期以外は、小田急線本厚木駅から、徒歩5分位のところにある、店舗兼自宅のパン屋さんを、奥さんと、息子の大ちゃんと三

人で、やっている。
営業時間は、午前7時から9時までと、大変短い。これには訳がある。
朝5時から仕込みにはいり、7時に店をオープンさせるわけだが、一日に作るパンは、512個と決まっている。
あんパン専門店なのである。「コンあんパン」近在では、人気があり、朝7時前から長だの列ができ、9時までに毎日完売してしまうのである。一人5個までという制限があり、制限5個まで買う人が多く、毎日完売が続いている。
12個分は、ご近所のお年より夫婦と、おばあさん、車いすの人、そして、河原で野宿する人分として、毎日とっておくのである。
さて、今日も快晴、朝4時、一日が始まる。




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地球物語(ちきゅうものがたり)K9999星 第11話~第20話
第11話 隊長
コン 「あれ、指に指輪が、ある。あの夢は、本当なんだ。この俺は、選ばれた、者なのだ。もう、俺といわずに、私と言葉
をあらためよう。隊長らしく、ふるまおう。しかし、どうすれば、いいんだ?」
何も、変化は、感じられない。今日も、きのうと何にも、かわっていない。まあ~いいか、取り合えず、店の仕込みを始めよう。」

コン 「大ちゃん起きろ~はじめるぞ!」

大ちゃん「眠いなぁ~」

コン 「さぁあんこの仕込みだ、パンの練りだ、いそがしい!」

コン「今日も、512個のあんパンを焼くぞ!」

あんパンが、手際よく焼きあがっていきます。そろそろ開店の時間です。

でも、今日はなんだか変です。いつも、店の前に並んでいるお客様がいません。なんだか表が静かです。物音がしません。

コン 「さぁ大ちゃん!店を、開けてよ!」

大ちゃん 「はいよ~」

大ちゃんが、ドアをあけました。いつも、そこに待っているお客様がいません。静かです。

大ちゃん 「アレ~・・・どうしたんだ?」

コン 「何だ?」

どこからとなく声がきこえます。上空からです。声の主は、こういっています。 

「隊長、隊長!」

コンさんは、外にでました。
第12話 鳥の大群
大ちゃん 「ウワァ、空が真っ暗だ!何じゃこりゃあ!あれ、何か、動いている」

道行く人達も呆然として、空を見上げている。鳥の大群である。あらゆる種類の鳥がいる。
小さなものは木や、家の屋根に止まっており、大型の鳥は上空を旋回している。何千何万という大群である。空が真っ暗になる位のすごさだ。
しかし、鳴き声一つしない静かさだ。
ただ、一点を、見つめている。 そこだけが、ポカ~ンと空間になっている。鳥達が見つめる先に何があるのか?
人間には、何も、見えない。

「隊長、隊長」 「隊長、隊長」
「コン隊長」

コン 「私を呼ぶのは、誰だ?」

第13話 シーワ登場
コンさんは見た、燃えるようなオレンジ色の中に、黄金に輝く大きな「ワシ」を!
それは、荘厳で気高く、そして神々しい姿をしている。
コンさん以外の人は、誰も見えない黄金のワシをすべての鳥達が見つめる。

ワシ「私は、鳥族の王 シーワです。星の王子様のご命令で、参上しました。
あなたを助けるのが、私の使命。あなたに、おともいたします。あと四種の勇者を、探してきます。」 

コン「あと四名もいるのか!」

シ~ワ 「そうです。」
第14話 鳥族の王
コン 「 このすごい鳥達をどうにかしてほしい。 町中の人があぜんとしている。」

シーワ 「かしこまりました。みなの者、ご苦労!」

鳥族の王シーワが鳥達を、ひとにらみすると、一斉に鳥達は飛びたち、音もなくいずこにかいなくなった。明るい朝の太陽がもどってきた。

シーワ 「これで宜しゅうございますか。」
コン 「驚いた!君は私と共に、立ち上がってくれるのか?」

シーワ「何なりとご命令ください。私は、あなたの、部下です。」

コン 「シーワ、君の役割は何か?」

シーワ 「私は、あなたの手先になって、どこへなり飛んでいきます。私は、人間界の空飛ぶ飛行機より早く飛べます。私は、ジャンボジェツト機より重いものを運べます。そして、正確に、より早く、四名の勇士を見つけます。」

コン  「シーワ 君に頼もう」

シーワ 「お任せ下さい。それでは、旅立ちいたします。」
第15話 雁の長老
鳥族の王シーワは、天高く飛び立った、はるか遠く、南を目指して。
さて、次の勇者はいづこに?
すると、シーワに星の王子様の声が届いた。

「南の国、砂漠に、七色の光を放つおとめがいる。その光は遠く他の星まで届く、美しい光だ、七色の光を探すのだ。そこに、おとめがいる、彼女こそ勇者だ!」

王子の、声は、そこで、終わった。

シーワは、考えた。 「そうだ、渡り鳥の長老に会おう、彼に聞いてみよう。」 
シーワは、鳥の信号波で、渡り鳥の雁の長老へ、すぐ、来るよう命令した。

すこしすると、雁の長老が若いオスの雁を伴って現れた。

「シーワ王 お召しにより参上いたしました。御用むきを、何でございますか?」
第16話 鳥族の若者 タカリュウ
シーワ 「オオ~よく来てくれた。七色の光を放つおとめという少女を探してる。渡り鳥の君達なら、知っていると思った」

長老 「七色の光を放つ不思議な場所を知っている、若者を召し連れました。この若者でございます。」

シーワ 「名を何と申す?」

若者 「タカリュウと申します。」

シーワ 「頼もしい名前じゃ!ところで、タカリュウ、その場所は、どこにある?遠い所か?」

タカリュウ 「中国大陸にございます。」

シーワ  「中国大陸も、広大ではてない。どこらへんじゃ?」

タカリュウ 「ゴビ砂漠でございます。」

シーワ  「ゴビ砂漠だと!」
第17話 ゴビ砂漠
ゴビ砂漠は中国の内モンゴル自治区から、モンゴルにかけて広がる。
モンゴルの言葉で、「砂漠」の意。
この地は、日本と深いつながりがある。ここから巻き上げられ気流に乗り、運ばれる砂を、「黄砂」と呼ぶ。
日本でも、春先には多くの「黄砂」が見られる。
夏は45度を越え、冬は最低気温がマイナス40度を割り込む、厳しい地である。

シーワ 「厳しい、地であるな。」

タカリュウ 「それはそれは、厳しい土地で、あります。」

シーワ  「そこに、おとめはいるのか」
タカリュウ 「七色の光は、その地からでています。」

シーワ  「では行くとするか!おまえの、翼では、時がかかる。ワシの、背中に乗れ。いざ、ゆかん!」 

第18話 七色の虹
西へ西へ、高く高く、シーワの、黄金の翼が行く。
はるかの大地、ゴビ砂漠へ。
上空は気温が下がり、どんどんと冷気は増す。



シーワ 「タカリュウ、寒くないか?大丈夫か?」

タカリュウ 「シーワ王、大丈夫です。武者ぶるいです。」

シーワ  「私の翼は、人間のジャンボジェツト機より早く飛べる。もう少しで中国大陸が見えてくる、もう少しのガマンだ」

タカリュウ 「そろそろ夕暮れが迫っています。」

シーワ   「中国大陸に入った。ゴビ砂漠はこの方向でよいか?」

タカリュウ「ようございます。夜の中に入ってきました。そろそろ、見えてくるはずです。七色に輝く美しい虹が」

シーワ  「早く見たいものだ!」

シーワとタカリュウは、いよいよ、ゴビ砂漠が夜の闇の中にぼんやりと見える地点まで到達した。

シーワ 「まだかな虹は?」  

タカリュウ 「ゴビ砂漠です!ここが、砂漠の、始まりです。あ、あれを」

シーワ 「・・・・・・なんと美しい、なんと美しい、虹かな。これが、七色の虹か!」
第19話 ツバサ
どこからとなく、声が聞こえる。それは心を揺り起こす、優しい美しい声である。

「シーワ様、シーワ様」
「ようこそ いらっしやいました。お待ちしていました。今、迎えの者をやります。そのまま、虹に向かって来てください。あなたがたのお仲間の者をやります。」

ほどなく、一羽の若い雁が飛んできた。それを見てタカリュウは驚いた。それは仲間の雁だった。

タカリュウ 「お前は、ツバサではないか?どうしてここにいる?」

ツバサ 「コビ砂漠で迷い、おとめ様に救われました。命を救われ、親切にされました。」

シーワ 「ツバサといったな、良かったなあ~」

ツバサ 「ありがとうございます。シーワ王様、お目にかかれて光栄でございます。私は今 おとめ様に仕えています。」

シーワ  [ そうか、それは、じょうじょう。では、案内をしてもらおうか。」
第20話 おとめ姫
おとめ姫の使いツバサは、虹を目指して元気良く飛んで行く。 ほどなく、虹のもとにたどり着いた。
そこには、おおきな水晶に似た鉱石があり、そこから美しい光線が宇宙に向かって発射されていた。
そこに、白色の長いガウンを身に着けた女性が立っていた。
周りに3名の者が並んでいる。

おとめ姫 「ようこそ!シーワ王様。あなた様がおいでになる事は、解っていました。心に、感じていました。あなた様のご用向きも、解ります。」

シーワ 「おめにかかれて光栄でございます。日本


にいるコン隊長のメッセージを持ってまいりました。私たちと共に、立ち上がって下さい!」



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地球物語(ちきゅうものがたり)K9999星 第21話~第30話
第21話 この星を救う方法
おとめ姫の周りには三名の従者が仕替えていた。小さい弟のリュウト、妹のユア、そして守りサムライのユライの三名である。
ひときわ背の高いおとめ姫に、シーワとその一行が丁重に挨拶する。おとめ姫がねぎらいの言葉をかける。

おとめ 「遠いところを、よくおいでなさいました。この星を救う勇士を、いまかいまかと待っていました。鳥族の王シーワ様! 心から歓迎いたします。」

シーワ 「 おとめ姫、心からの歓迎に感謝いたします。コン隊長の、言葉を、お伝えいたします。」

シーワは、おとめ姫にコン隊長の言葉を伝える。K9999星の危機を誰よりもあんじ、その危機の深刻さを感じているおとめ姫は、コン隊長の勇者就任の要請を快諾した。

シーワ 「この星を、救う方法を教えてください。」
おとめ 「わたくしには解りませんが、ある方なら知っているはずです。」   
シーワ 「その方は、どこにいますか?」
第22話 タクラマカン砂漠
おとめ 「タクラマカン砂漠です。」

タカリュウ 「あの、死の砂漠の・・・」

おとめ 「そうです。 」

タクラマカン砂漠は現地語で、「死の世界」と呼ばれている。人間が入ったら 「二度と出られない」とおそれられている、広大な砂漠地帯である。

シーワ 「ぜひ、お会いしたい!この星を救う方法を、教えてほしい。」

おとめ 「私が、ごいっしょ しましょう。とても人類を憎んでいますため、私が話をしましょう。」

シーワ 「ぜひ、お願いいたします。」

そこへ、定期巡回に出ていた守りサムライの隊長、アヤケーンが帰ってきた。

ユライ 「アヤケーン隊長、お帰り!」

アヤケーン 「今、連絡うけ、帰りました。鳥族の王シーワ様、ようこそおいでくださいました。」

おとめ 「アヤケーン隊長、シーワ様をタクラマカンへお連れするように。」
アヤケーン 「あの方の所ですか!」

第23話 瞬間移動能力
アヤケーン 「あの方は、人類が大嫌いです。本当に力を貸してくれるでしょうか?」

おとめ 「人類だけの危機ではなく、この星生きるものすべての危機です。必ず力を貸してくれます。信じています。 」

シーワ 「それでは、ご案内をお願いいたします。」

おとめ姫は幼い弟の王子リュート、妹の姫ユアに後の事を託し、守りサムライのユライに留守を頼み、出発する。
おとめ姫は、すでに滅亡したおとめ座のOS12328星の姫で、はるかはるか昔に移住してきたおとめ一族の末裔(まつえい)である。そのため、 おとめ姫は 「瞬間移動能力機能」を持っている。

おとめ 「私は一あし、おさきにいきます。」

シーワ 「姫は、瞬間移動能力を、お持ちですか。それは素晴らしい!さきに行って、その方を説得をお願いいたします。」

おとめ 「それでは、おさきに! 」
第24話 おとめ姫 1000年博士
アヤケーン 「 それでは行くとしましょう!ユライ、留守をたのむ。」

ユライ 「かしこまりました。」

シーワの翼に、アヤケーン隊長、タカリュウ、ツバサが乗り、一路タクラマカンへと飛ぶ。飛べども、飛べども、砂漠、砂漠、果てしない黄色い大地が続く。
タクラマカン、そこはあらゆる、生き物を寄せ付けない死の砂漠である。

アヤケーン 「砂嵐が襲ってきます。前が見えなくなります。」

シーワ 「みんなつかまって離れるな!風が強くなってきた。何も見えない!方向は大丈夫か?」

すると、おとめ姫の美しい声が届いた。(私の心の声にしたがって飛んで下さい。もう少しです。)

おとめ 「砂嵐がきれる場所が見えてくるはずです。そこは静かなオアシスです。緑が多い所です。そこに降りてください。」

アヤケーン 「見えてきました。あのオアシスです。」

タカリュウ 「あそこだけ、何と緑がたくさんある!」

ツバサ 「何てきれいなオアシスなんだ!」

シーワ 「さあ~降りるぞ!よくつかまれ。」

シーワの一行は、オアシスに降り立った。そこにおとめ姫ともう一名の、白い長いヒゲの白いマントをつけた年寄りが立っていた。

おとめ 「この方が、この星の運命を握っているかた、1000年博士です!」

タカリュウ 「1000年博士だと・・・」
第25話 忍者 相模の疾風丸
そのころ、日本の小田急線本厚木近くのコンあんパン店では、いつもの日々をおくっていた。今日は訪問者が訪れていた。
「コンあんぱんの会」の後援会会長クーマさんである。
クーマさんは大ちゃんと、話しあっている。

クーマ 「コンあんパンを、もっと焼きませんか!もっと焼いて、全国区にしましょう!」

大ちゃん「おやじがなんと言うか?一日512個と決めているからね。人手もいないし。」

そこへ、コンさんの奥さんのタカさんが話にくわわった。

タカさん 「そうね~。もっと多くの人に、食べてもらいたいわね。そうだ!いい方法があるわ。」

大ちゃん 「どんな方法なの?」

タカさん 「忍者を呼ぶのよ。」

クーマ 「忍者だって?」

タカさん 「忍者、相模の疾風丸ですよ!」

クーマ 「相模の疾風丸ですか?」
第26話 ハヤテマル参上
タカさんが「相模のハヤテマル」にケイタイで連絡をとる。「了解!」と元気な声が返ってきた。「相模の疾風丸」は、丹沢山系のある深い山へ修行に出ている。現代の忍者である。
まもなくすると、爆音をとどろかせ、「忍者」のオートバイにまたがってさっそうと登場した。
それを見ていた、近所の子供達があつまってきた。

「疾風丸がきた!」「あの、ハヤテマルがきた!」

子供達がとりかむ。
「カッコイ~イ」「この間やった、手裏剣をみせてよ!また相模川を渡ってみせてよ!」
大変な人気である。

この間の相模川の渡りは、小さい桶を両足にはいて、交互に足を動かし川を渡るものだが、残念ながら途中で桶がはずれ流されたもので、小さい騒ぎをおこした。

「およびにより、相模のハヤテマル、只今参上!」

タカさん 「よく来てくれたね。実は、コンあんパンを、増やそうと思うのだが、家には人手がない。そこでお前に手伝うてもらいたい。」

ハヤテマル 「母上、何とせっしゃに、手伝えとなあ」

第27話 忍者あんパン
大ちゃん「本当かよ!彼が手伝うの?何とかならないのか、その黒い忍者装束・・・。また、手裏剣を店で投げるじゃないか?」

タカさん 「大丈夫、そんな事もうしないでしょう。」 

コンさん「・・・・・」

タカさん 「人手が足りないし、家のコンあんパンを食べたいという人が かなりいます。その人のためにも焼いてあげたいわ。」

コンさん「おまえ達が決めなさい」



大ちゃん 「ところで、おまえヨウちゃん、疾風丸、手伝うつもりがあるのか?」

ハヤテマル 「考えてもいいござる。ただし条件がござる。」 

大ちゃん 「なんだい、それ・・・・」

ハヤテマル 「しからば申し上げる。忍者あんパンを作りたい。ご許可いただきたい。それが条件でござる。」

大ちゃん 「ええ?忍者あんパン!」

タカさん 「おもしろそうね~」
第28話 忍者あんパン誕生
そこへ「コンあんパンの会」後援会会長のクーマさんがやって来た。

クーマさん 「久しぶりですね!疾風丸殿。忍者あんパンを作るんですか?」

疾風丸 「さようでござる。どこでも作っていないようなものでござるよ。」

大ちゃん 「どんな物ができるのかな~」

疾風丸 「独創的な忍者あんパンを考えるでござるよ。」

忍者あんパンの開発が始まった。どんな物ができるか、楽しみである。
コンあんパンの伝統的、人々に愛されている風味、食感をかえずにはたして、どんな忍者あんパンが誕生するか。
日本の小田急線 本厚木駅近くのコンあんパン店、いつもの日常の時が流れている。幸せと、不幸せのあい反する時がこの星にある。忍者あんパンの誕生に夢中になっているコンあんパン店。
一方、タクラマカン砂漠では、この星を破滅から救うために戦っている、シーワ達勇者がいる。
第29話 コン隊長
コン隊長はコンあんパンを焼きながら、いつものような日常をもくもくと続けている。地球を滅亡から救う使命を、家族にも周りの誰にも知られないようにしなければならない。シーワからの連絡をいまか、いまかと待ち望んでいる。
自分に本当に地球を救う事が出来るのか、不安であった。しかし王子との「選ばし者」の使命は果たす堅い決心をしている。
家族とのたあいないやりとりがなにより貴重なものだと、日々感じている。
そのため「疾風丸」の突然の帰宅はうれしい事であった。
今日もいつものように、開店の時間である。

大ちゃん 「さあ~あけるぞ!今日も忙しくなりそうだ。」

コンさん 「おいしいコンあんパンが焼けたぞ!いらっしやいませ、いらっしいませ。」

いつもの日常が始まった。並んでまっていたたくさんのお客さんが、次々とコンあんパンを買っていく。そろそろ512個のコンあんパンがなくなりかけている。
その時である、シーワの心の声が届いた。
「コン隊長!コン隊長!」
第30話 シーワからの連絡
コン隊長はシーワの心の声に心を落ち着かせ、静かに聞いた。



シーワ 「コン隊長、やっとたどり着きました!おとめ姫にお会いし、ご案内いただき、今タクラマカン砂漠にいます。ぜひお会いしていただきたい方がいます。すぐに、おいでいただきたい!」

コン 「解りました。しかし、王子様からいただいた、機能の使いかたがわかりません。どうしたらいいか?」

シーワ 「解りました、おとめ姫に迎えにいってもらいましょう。おとめ姫は「瞬間移動機能」をもっています。待っていて下さい。」

おとめ 「初めまして、おとめでございます。あなた様の事は王子様からお聞きしております。これからおむかいにあがります。瞬間移動機能の事はおまかせください。すぐに、出来るようになりますわ。」

コン 「それでは、よろしくおねがいします。」

いよいよ、コンさんの出番である。これから始まる未知の世界にどんなことが待ちうけるのか、ただ宇宙のみがしっている。





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地球物語(ちきゅうものがたり)K9999星 第31話~第40話
第31話 おとめ姫現る
閉店の時間がせまったコンあんパン店に、変わったお客様が訪れた。
とても 美しい女性であった。白い服に白い大きな帽子をかぶった、スラリと背の高い女性である。

「コンあんパンをいただくわ。一つ食べてもいいですか。」

おもむろに、コンあんパンを口に運ぶと微笑みを浮かべ、納得した。

「とても、おいしいわ!皆に食べさせたいわ!5個持って、帰りたい。つつんでください。」

大ちゃん 「いいですよ。ただいま袋にいれます。まいど、5個で 450円、いただきます。食べた一個はサービスします。450円、お金をください。」

女性  「お金ってなあに?」

大ちゃん 「ええ~?それって、あり?」

それを裏で聞いていた、相模の疾風丸が顔をだした。不思議そうに女性を、観察する。

大ちゃん「あなたはだあれ?」

女性「おとめ姫ともうします。」

ハヤテマル 「姫ともうすか!どこのお城からお出でじゃ。」

おとめ姫 「ここから遠い場所からです。」

ハヤテマル 「ご家来はいづこや?」

おとめ姫 「一人できました。コンさまにお目にかかりに。」

ハヤテマル「何と、親父どのにか!」   
第32話 出発の時
コン隊長とおとめ姫は対面した。おとめ姫の話を聞き、すぐさま一緒に飛ぶ、瞬間移動する事となった。おとめ姫から移動する方法が伝授された。
コンあんパン店の普通の生活から、「地球を破滅から守る勇者の隊長」に変身する時がついにやって来た。タカさん、大ちゃん、ハヤテマルに、声をかける。
「ちょっと、でかけるよ。コンあんパンの研究に。」

ハヤテマル「忍者パンの事かい?せっしやに、おまかせあれ。」

コンさん 「それもあるが、 もっと他の事もあるんだ。」

大ちゃん「そう、気をつけてね。」

タカさん 「いってらっしやい。」

コンさん 「じゃあ行ってくるよ!」

外で待っていたおとめ姫と、いよいよ出発の時である。
おとめ姫とコンさんは、コンあんパン店前から、一瞬で消えた。遠い旅が開始された。

第33話 1000年博士との対面
コン隊長は初の瞬間移動を体験した。それは記憶にも留まらない一瞬であった。そして、おとめ姫と、その地タクラマカンにあった。1000年博士がじっとコン隊長を見つめていた。その周りに、シーワ、タカリュウ、守りサムライの隊長アヤケーン、ツバサがいた。
おとめ姫がコン隊長を紹介する。見つめ合うふたりは心で話す。時が流れ、うなづき合うふたり。  

コン 「どうか、お教えいただきたい。この星を救う方法を!」

博士 「人類が長年、この星をイジメタ結果、この様になってしまった。とくに、この100年がヒドイ。この星に来て、1000年が過ぎた。この星を愛している。何とか救いたい。おろかな人間どものためではない、この星に生きる多くの種のために、そして涙をのんで滅んでいった多くの種のために」

博士の話は続く。

「この星の人間どもの科学者は、宇宙の天体を観測して、地球から宇宙の果てまで、137億光年と規定した。そう信じている。しかし、真実は宇宙に果てなどない、無限だ。限りない。人間の科学など、あてにならない。文明も文化もだ。」
第34話 1000年博士の話
この星K9999星を人類は地球と呼ぶ。人間は争ってエネルギーを大量に使ってきた。化石燃料は燃やして使うにはむかないものを、どんどん競ってつかい、もっともこの星の環境に悪影響をあたえている。
二酸化炭素を排出しつづけ、温室効果ガスがこの星全体をおおい、南極、北極、高山の氷河がとけ、流れだして海面が上がりはじめ気温が上昇しはじめている。人類はいまだ、なんら手をうっていない。この星が壊れはじめている。人間の責任である。 

博士の話がつづく。

「わたしたちは一体である。見えるものも、見えないもの、存在するすべて、存在したすべて、これから存在するすべて、わたしたちは一体である。」

人間はそれを忘れている。
第35話 キンクウセキ
博士 「この星を救う方法は、キンクウセキを持って来て、あるものを作ることだ。」

シーワ 「キンクウセキ・・・?」

アヤケーン 「キンクウセキ・・?聞いたことがない」

ツバメ 「キンクウセキ?どこで売っているの?」

タカリュウ 「売っているはずないだろう」

コン隊長 「・・・・・」

博士の話がつづく。 

この星の悲劇は人類がまだ、未成熟でこの星にすむ、あらゆる生命に思いをかけない事にある。人間は人間同士でも、種をわけ、族をわけ、国をつくりたがいにあらそっている。そしてエネルギーとして化石燃料を燃やし、この星の環境を悪化さている。人間社会を維持していく中で最も大事な源、エネルギーを他のものに変えることだ。そしてこの星をクりーンにするもの。

「それがキンクウセキだ!」

コン隊長 「そのキンクウセキは、どこにありますか?」

博士 「キンクウセキはムーン大帝国にある!」
第36話 ムーン大帝国
シーワ 「ムーン大帝国はどこの、星にありますか?」
博士 「ムーン大帝国は となりの星、月にある。」
コン 「月にですか?」
この星、地球から月まで、38万4403キロメートル、月の自転周期は27、32日で地球の周りを回る公転周期と完全に同期している。そのため地球からは月の裏側は永久に見えない部分がある。そこに謎の帝国、ムーン大帝国はある。ムーン大帝国はムーン大帝が国を治めており、おおくは謎につつまれている。
博士 「キンクウセキは帝国のある場所の地底深くにあると聞くが、ムーン大帝以外その場所は知らない。」
コン 「ムーン大帝は地球の種である人類について、どうですか?」
博士 「わからない。しかし、よく思っていない事だけは、推測できる。彼らは、だんだん悪化していく地球環境を心配しているはずだ。とくに、ここ100年間の大きな変化を!月と地球は兄弟星なのだから。」
タカリュウ 「兄弟星・・・?」
ツバサ 「決まっているさ、地球が兄で、月が弟さ」
博士 「違う、月が兄で地球が弟だ。」
第37話 謎の帝国
 「ムーン大帝国 謎に満ちた帝国・・・」その帝国の場所を知る、唯一の勇者「おとめ姫」彼女は銀河系宇宙へ七色光線を発する、宇宙の水先案内聖人。おとめ姫であれば、必ずたどりつける、唯一の希望。
コン 「キンクウセキを持ちかえる、どうやって・・・・?ムーン大帝は協力してくれるのか・・?はたして私に会ってくれるだろうか・・?」
シーワ 「わしは地球の中は自由に飛びまわれるが、宇宙ではできない。」
おとめ 「ムーン大帝国を探すのには、かなりの幸運が必要みたいです。しかし行かねばなりません。このうつくしい星 地球のために、この星の生命達のために!」
コン 「いかなる困難があろうとも、やらねばならない!」
博士 「これで決まった、実行するのみ!」
第38話 1000年博士  コン隊長 分身の術
月にあるというムーン大帝国、そこへいたる道のりは、はるかなるかなた。コン隊長、シーワ、おとめ姫の三勇者の前途はけわしい。
コン隊長はムーン大帝との代表交渉団長、おとめ姫はムーン大帝国を見つけ、その扉を開ける先導の役、そしてシーワは「キンクウセキ」を地球に運ぶ役である。
1000年博士との話しあいは続く。
1000年博士 「コン隊長には、日本のコンあんパン店にいつもいられるように、分身の術を教えましょう。本身は宇宙にあっても、地球の日本小田急線本厚木駅近く、コンあんパン店での日常ができるよう。しかし一つだけ、分身に弱点がある。
それは月の引力が強い、月明るい夜は外に出ない事。」
タカリュウ 「月あかりにあたるとどうなるのですか?・・・」
ツバサ 「まさか、死ぬんではないでしょうね?」
1000博士 「ワッハッハ 死ぬ事はない。が、消える。姿が突然消えるのじゃ。」
コン 「ぜひ教えてください!」
第39話 シーワの苦悩
シーワ「私は宇宙にはいけない!瞬間移動は出来ないし、昔から、鳥族は月に魔力をかんじている。何か不気味さを、感じる。それを克服する、勇気が、今の私にはない・・・」
 一同は静かに、シーワの話に耳をかたむける。それでも、ムーン大帝国に行かねば、この星の運命は破滅に向かうほかない。シーワ自身が一番解っている。鳥族のシーワにとって、月は特別の存在なのだ。シーワの苦悩はつづく。
次の満月の夜作戦は実行される。まだ考える時間はある。その時 1000年博士が立ち上がり、みんなが 思ってもない事を発言した。
「まだ足りないことがある」
コン「?・・・・」
おとめ 「?・・・・」
第40話 シーワの装備
1000博士の意外な話に、コン隊長、おとめ姫、シーワ、アヤケーン、タカリュウ、ツバサは、博士の次の言葉を待った。
しかし博士は話題を突然、変えた。
博士  シーワ!心配するな。宇宙でもこの星中かで、飛びまわるのと同じように飛べるクリーンネットを装備させるよ。」
シーワ 「クリーンネット?どんなものですか?」
博士 「見えない物質元素で出来ている、超高速で飛べるものだよ。月までの距離38万4,400キロを、約3時間半で飛べるよ。」
シーワ 「すごいスピードですね。私に出来るだろうか?」
博士「シーワ、あなたなら出来る。あなたしかいない。」
コン 「そうだよ!シーワあなたしかいない!」
おとめ 「そうですよ一緒にやりましょう!この美しい地球を救うために!」



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